兼六園には梅が20種余りあると言われています。
どの程度咲き始めているのか確認のため、2月20日(土)梅林を回ってきました。
ほとんどの梅の木には名札が付いているので分かりやすいです。
私はもし名札が付いていなければ一部しか名前が分からないので助かります。
昨年までに18種の梅の花を撮影しているので、今年は全種の梅を確認・撮影したいと思っています。
八重寒紅(ヤエカンコウ)
花弁は八重系で紅色で優しい。
兼六園の梅の中で毎年一番先に咲き始めます。
名前は緋の司(ヒノツカサ)で、上品な名前です。
優しい桃色というか紅色で、やや花弁に艶がある様にも見られます。
好きな梅の一つ。
「カゴシマベニ」又は「カゴシマコウ」という名前で、漢字で「鹿児島紅」と書きます。
花弁は濃紅色。私の好きな梅の一つです。
鶯宿(オウシュク)優しい桃色の花弁です。
白加賀(シロカガ)。花弁は大輪。
実が生る梅で、梅林の中で一番多くの本数が見受けられます。
写真は「青軸(アオジク)」で花弁は薄い緑色をしています。
玉梅(ギョクバイ)です。
花弁は「アオジク」と似ていますが、ちょっと区別はつきません。
緑萼(リョクガク)
ガクは緑色なのでここから命名されたか・・・
梅林内には花弁の色が違う「シナマンサク」と「ニシキマンサク」の二種類のマンサクがあります。
シナマンサク
「シナマンサク」の花弁は真黄色で良くTVや新聞で報道されるのでご存じの方も多いと思われます。
ニシキマンサク
「ニシキマンサク」は、見た通り花弁が基部の赤色から外側に向かってくすんだ黄色になっています。
それにしても糸状になった花弁でちょっと変わった形の花???
場所は梅林内の『舟の御亭』の傍で曲水を挟んで「シナマンサク」とは近い場所にあります。